本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

バラバラに遺棄された死体は被害者も犯人も不明のまま

2004年5月12日深夜1時10分頃、東京都墨田区江東橋4丁目の公園内の植え込みに、真新しいスポーツバッグが置かれているのを公園で寝泊まりしているホームレスの男性が見つけた。

手に持ってみると異常に重く、中にはビニールに包まれた肉の塊のようなものが入っていたため、男性は不審に感じ付近を通りかかった巡回中の警察官に連絡。

警察官が調べたところ、バッグの中に殺害されたとみられる男性の胴体部分が入っていた。警視庁捜査1課は殺人、死体損壊・遺棄事件と断定し、ほんじょ署に捜査本部を設置した。
 

調べによると、男性は20~40代で、足と腕、首の付け根をそれぞれ鋭利な刃物で切断され、背中と胸などに5ヶ所の刺し傷があった。

頭部と手足は、いまだに見つかっていない。

被害者の血液型はAB型で、黒っぽい男性用のブリーフ型の下着を付けていたという。遺体は東京都指定の半透明ごみ袋を3枚重ねにした状態で入れられており、バッグに詰められていた。

発見当時は、死後1日から2日程度が経過していたとみられる。
 

また、バッグはナイロン製で、大きさ横60センチ、幅30センチ、高さ38センチ。

警察の捜査により、事件の直前に現場付近の店で、2人の客が事件に使われたものと同型のバッグを別々に購入していることが判明し、警察はこの男女が事件に関与しているものとして似顔を公開したが、有力な情報は寄せられていない。また、被害男性の身元も不明のままである。