本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

ハード真性M男性のSM専門店でのやりすぎ死亡事故

本気でスパンキング(叩き)されたい真性M男性のSM専門店で、いくら部屋に防音処理を施しても、「うぐーーうーお、つええー」とオッサンの声が廊下や控え室に漏れてきた。

部屋には外部からの監視用小窓が用意されていたが、実際、その惨状たるやハンパじ・・ゃない。

タイトロックで両親。指を固定され、靴下丁の中年ハゲ親父が女王様の前に泣き伏せる。

「うわあ、お母さん、こめーんなさーいー」

「コォラーーアンタ、わかってんの」。

特に過激プレイで人気だった店に就職した。接客や掃除、女王様のお使いだけで、毎月の手取りが40万。抜群だった

女王様で、オレが小窓から覗くたびに、ピンヒールでイチモツを踏みつけたり、顎を蹴り上げたり、乳首を千切らんばかりに噛んでいた。こんな調子だから、客は当然、無傷じゃ帰れない。

流血、青アザは当たり前。骨折も少なくなく、まさに満身創疾である。しかし、場所が場所だけに、客は救急車を呼びたがらない。少し離れた公衆電話からの119が常だった。

事件が起きたのは、5月のことだ。その日、女王様の最後の客

2人とも相思相愛の主人と奴隷で、過去には頭に火を点けたこともある死神コンビ。店長から「注意しとけー」ときつく言われていた矢先のことだ。緊急コールが鳴り、プレイルームへ駆けつけると、涙を浮かべてる。

「う、う、上田さんが、上田さんが」

見れば、部屋の中央に裸のブタが横たわっていた。賛肉だらけの首元にはビニールの紐が食い込み、顔面蒼白のまま舌が根元まで飛び出している。腹の内出血跡は黒々として・って、ヤバすぎやろー

大慌てて人工呼吸や心臓マッサージを試みた。が、しよせん素人の付け焼刃。上田さんの顔は問もなく土気色と化し、息を引取った。
10分後、現れたのは警察ではなく、3人のケツ持ちヤクザだった。

「うわっちゃー、えらい派手にやったもんやなあ。とりーあえず、このオッサン、ここーには来てなかったことにするーんやで、工工なっ」

兄貴分はそれだけ言うと、持参のズタ袋に手際よく死体を放り込み、バンで夜の街に消えていった。

連中の動きがやけに俊敏だったのは、過去、すでに同じようなことがあったからか。翌日、オレは店をバックレたが、マニアのみなさん、くれぐれもこ注意を。