本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

殺人事件の犯人捜査の実態容疑者割り出し方

殺人事件は、会社を無断で休んだのを不審に思い自宅を訪ねたとか、山中をハイキング
中に偶然遺体を見つけたなどのきっかけで発覚する。

遺体の発見現場が屋内か屋外で微妙に捜査方法は異なるが、割合で言えば屋内で発見さ
れるケースが圧倒的だ。

第一発見者が110番通報した電話は、警察本部の「通信指令室(各都道府県警によっ
て呼び名は様々。

警視庁の場合は庁舎4階の通信指令センター)』につながる。
受電台に座るのは地域部所属の係官で、公衆電話や固定電話からの通報なら、自動的に
デスクに埋め込まれたコンピュータ画面に相手の場所が地図で示される

(携帯電話の場合は、通報者に読み上げてもらった近くの電柱や交通標識の管理番号を入力←現場付近の地図を表示)さらに、現場付近の詳細な地図や主な目標物、高速道路・鉄道道路網などのサポート画面を見つつ、通報者の話す内容を特殊なペンで記入。

入力された情報はボタン操作で瞬時に所轄署と「無線指令台」に転送される

(本部によっては「有線指令台」←電話およびFAXで所轄へ連絡というケースもある)
無線指令台は、カーロケータシステムで全パトカーの位置を把握しながら、刑事部の強
行犯担当(警視庁では捜査1課)や機動捜査隊(本部刑事課所属の初動捜査班。覆面パトカーで常に管轄内をパトロールしている)

所帖署のパトカーなど事件現場管内の警官に情報を伝達する。
連絡を受けた警官たちはただちに現場に向かうわけだが、パトカー内でも通信司令室か
らの情報を助手席全面に設置されたコンピュータ(PATシステム)で確認したり、逆に通報された車が手配車や盗難車でないかなど照会。できるだけ多くの情報を仕込んだ状態で現場に赴く。
通報を受けてから現場に着くまでの『リスポンスタイム』は全国平均6分半。その間に
も濃い通信がやりとりされている。
《新宿5(新宿署のパトカー5号車)より警視庁。該当の地番におけるヤマダタロウなる男性はすでに死亡。頚部に著しい絞溝の跡があります。また室内は相当物色されています》
たいていの場合は最寄りの交番勤務の警官が一番乗りして大まかな状況を司令室に伝え
(現着報告)、その後、現場保存に努める。具体的作業は本部や所轄の捜査員、鑑識課の到着を待ってからだ。
しかし、それもたいした時間がかかるわけではない。次々機捜隊員や捜査員たちが到着。
少なくとも本部、所轄署合わせパトカー別台前後、警察官も軽く印人近くは集まる。
この中で現場に入るのは本部捜査1課と機動捜査隊、所轄署刑事課の捜査員と本部&所
轄署の鑑識課員で、まずは本件がどんな事件かを明確にしなければならない。
第一発見者の通報や現着報告から殺人の可能性が高いが、確定はまだだ。所轄署の刑事
課長など現場責任者が認定して初めて事件が成立する。

殺人と見極められ、発生から間もないと判断されれば、さっそく「緊急配備」の発動だ。
通信指令センターの司令官の指示により、担当官が事件発生から配備完了までの所要時
間をコンピュータに入力。と、犯人の逃走可能な範囲が大型モニタ上に赤く描き出される。
道路網、時間別交通量、警察施設や検問、張り込み予定場所、駅、高速道路のランプなどの情報を完全に網羅したものだ。こうした情報に従い、所轄署の警察官が総動員で、車両検問、近所や通行人への聞き込みなどに駆け回る。
もちろん現場では、この間も検証や死体の検視活動が続く。欠かせないのは鑑識課員による証拠採取で、死体や凶器の写真を撮影するとともに、指紋や血痕、糸くずに髪の毛1本にいたるまで見逃さない。
中でも現場指紋は容疑者割り出しの最有力要因だ。各警察本部がコンピュータ端末でつ
なぐ「指紋センター」には前歴者を中心に数百万人の指紋原紙が保管されており、現場で採取された指紋はすぐに電送され指紋自動識別装置にかけられる。
照合の時間はわずか5〜6分。例えピーナツ大の指紋であろうと遺留指紋の中に指紋原
紙と合致するものがあれば、その人物のデータはほどなく検問や張り込み中の捜査貝たちの手元に行き渡り、犯人逮捕の手助けとなる。
現場で最も重要なのは、「状況確認」だ。

死体があった場所や、どの方向を向いて死んでいたのか。姿勢は仰向け、うつ伏せ、横臥のどれか。損傷のあった部分はどこか。その大小、深浅、個数。まぶたに総血点はないか。
首に縄の痕はないか。手足はどんな状態になっていたか。死体の手が毛髪や衣類の切れ端などをつかんでいなかったか…。
これらを徹底的に調べた上で、捜査員は検証調書に細かく記入していく。
現場に落ちている髪の毛からは性別、血液型、年齢、DNA、毛の発生部位、散髪後の
経過日数などがわかり、爪の中に残された糸くずや皮膚片は犯人を突き止める手がかりとなる。靴についている土砂などは犯行現場特定の材料となり、足跡は犯人の身長、体重、行動が割り出せる。靴のメーカーを特定し、目に見えない小さな傷跡などから靴を特定することも可能だ。
室内を物色したように見せかけ、怨恨による殺人を物取りの犯行と思わせようとしても、足跡を丹念に追えば犯人の偽装を見破れる。