本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

超強力な撥水スプレー、シリコンオイルを使った悪質ないたずら

漫画の世界では、人を転ばせるイタズラと言えばバナナの皮が定番だ。

しかし、現実世界での転ばせドッキリは、そんなにかわいくない。タチの悪い奴になると、化学実験みたいなことをやってツルツル液体を準備する。材料は以下。
①シリコンオイル(工業用潤滑油、1kg2500円程度)
②合成洗剤(ママレモンやファミリーフレッシュなど)
③灯油
④シリカゲルパウダー(乾燥剤、1kg500円程度)
 ①②を2:1の割合で混ぜ合わせたモノを、③で10倍に薄めてから、④を適当にふりかける。さて、完成したツルツル液体の効果はいかほどか? 道路に撒いた場合、通りかかった人間はまず間違いなく滑る。地面が多少ジャリだろうと、普通に立つことは無理だろう。
超強力な撥水スプレーを使ったイタズラだ。コンクリートは渇いているときは白っぽく見えるが、濡れると黒く変色する性質を持っている。そこで、晴れた日の深夜などに、ターゲットの自宅のブロ
ック塀に、卑猥な言葉や絵などを『撥水スプレー』で書き込んでおくと、雨が降ったときだけそれらのメッセージが浮かび上がる。あらかじめ、絵や誹謗中傷のメッセージをくりぬいた型紙を用意し、その型紙の上からスプレーすれば、一瞬で準備できてしまうし、撥水スプレーは乾くと見えなくなるので、犯行現場を目撃しない限り犯人の特定も難しい。性器の絵や「○○(ターゲットの名前)が○○と浮気している」、「小児性愛者○○」などの誹謗中傷など、浮かび上がる内容次第では大きなダメージを被るだろう。大抵の撥水剤は、水や洗剤程度では落ちないので、被害者は清掃業者に対応してもらうしかない。