本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

恋愛よりもストーキングの方が圧倒的に面白いというストーカー

美人なら誰でもいいわけじゃない

ストーカーに対する世間の認識は、すばり変質者だ

一時期のストーカーブームによって、 そういうイメージができ上がった感がある。 が、それは大きな間達いだ。確かに、中には本当に頭の病院に行った方がいいのではないかと思うヤツもいるが、それは異常さのレベルの問題よりも、そいつがストーキングに際し、どういった行為を持って満足を得るかに依るものだ。

ストーカーの世界には、何のルールも定義もありはしない。

単に本人が満足ずればいいだけのこと。

自分がやりたいことを純粋に楽し んでいるのだ。

こと、オレに限って言えば、 「より深く知りたい」 という理由から、ストーキングに 励んでいる。

そんなことをして何になると言うかもしれないが、趣味や遊びに意味だの価値たのを持 ち出す方がおかしい。単純に面白いからやるだけのこと

考えるに、オレは学生時代から、思いを抱く女の写真を入手しようとしたり、好きな子の家を見に行ったりしたことがよくあった。あげく望還レンズ付きのカメラを手に入れ盗撮に及んだり、 こっそりと相手を尾行したことも ある。

読者の中にも「好きな相手のことをできるだけ知りたい」という思いにとらわれた時期があった人がいるに違いない。

オレの場合、 大人になっても、解放されていないだけのこと

といっても、オレがストーキン グを行うのは、あくまで自らの楽しみのためであって、女性に相手にされないとか、女性と普通の付きあいができないとかいった、消極的な理由からではない。オレは、恋人もいる。だが、恋愛よりもストーキングの方が圧倒的に面白いのだ。 オレが今までストーキングしてきた女は、累計で100人は下らないだうっ。中には警察沙汰寸前まで付け回したこともあったし、 そこそこ周囲うろついただけで、ヤメてしまったケースも

ターゲットにするのは、見ず知らずの第三者だ。街で見かけたイイ女であったり、たまたま出入りした店の店員であったり、あるいは取引先に勤める女性

相手は様々が、イイ女というのが絶対条件だ。

そしてこれが肝心なんだが、美人や可愛い女なら誰でもいいわけ ではない。同じ美人でもストーキングしたくなる女と、そうでない女がいるのだ。これは好みの問題というより、その女が持っている雰囲気で決まる。

長年の勘で、付け回しがいのある女かどうかも、なんとなくわかる。

電車の中でやたらと痴漢に遭う女性もいれば、全く痴漢に縁の無い女といるのと同じだ。

人間なら、街で好みの女を見かけても単に目に留めるだけかもしれないが、オレは自分のやり方で大胆に接触を図る。

世間からストーカーと呼ばれ、非維される原因なのかもしれない

では、オレのストーキング活動の方法を具体的に紹介していこつ。 
便宜上、ターゲットは喫茶店で働く22才の女性とさせていただく。

外見はもちろんスラリとした長身で整った顔立、動作のーつ可愛い女だ。

まずオレが行っのは、彼女の自宅を突き止めることだ。勤務時間が終わるころに店の裏口に陣取り、女が出てくるの侍つ。 出てきたら、彼女をわからないよう尾行。

別に距離置かなくても田舎のじゃない限り用心するような女はいない。

店から8分ほど歩いたところに建つ5階建ての古めかしいマンション。そこの2階が彼女の自宅だ。 郵便受けの表札を見ると、今日のところは、ここでいったん帰り、翌日、市役所に出向く。

住民課で閲覧する のだ。

これを見れば生年月日も一目瞭然。もちろん近所の住民の名まで載っている。

さっそく金融者を装い、彼女の住民票を入手する。アホな自治体だと、これに前住所の項目を載せているところもあるから面白い。 もっとも載っていなくても戸籍を取れぱ簡単にわかる。

次にオレは前住所と名字を頼りに電話帳を調べる。

と、 そこに同姓の杉田で電話が。 9割万そこが実家だ

ここまでわかれば、例えば興信所を名乗って近所を訪間し、娘さんにおめでたい話がありまして・・などと言って家族の暮りしぶりや彼女の昔の話を聞き出すことも可能だし、出身校を 調べた上で昔の同級生を訪間し、 過去の男関係を聞き出すことだってできるだろ

ただ、オレはそこで彼女の実家に電話を入れる。そして母親らしき女性が出たら、

市役所の西田と申しますが、介護保険の件ですがー

ストーカーがよく、使うやつだが、面識の無い相手から情報を得るには、この手が一番である。適当なことを言って、相手をダマして知りたいことを開き出すという単純な手口ながら、不用心な一般人には実に効果的だ。

しかし、これはほんの基礎調査みたいなもの。単に彼女の勤務先などのデータを集めているだけで、 ここからどっやって相手のプライバシーに踏み込むかが、ストーキ ングの醍醐味となっていく。 
郵便物の開封・電話盗聴、そして盗撮プライバシー把握の第一弾は通信手段を押さえること

彼女のマンションの郵便受けから、わからないように開封して中身を確認、また元通りに糊付けして郵便受けに戻す。これを毎日繰り返すと様々なデータが蓄積されていくのだ。

NTTからの請求書が届いていれば、それを見るだけで電話番号など丸分かり。ついでに通話明細を見られれば、ここーカ月の間にどこにいつ電話したかも確認できる。

通話先の電話番号を元に、もっと詳細な彼女の交友関係だの生活状況だの私信を見たら交遊関係、DMからは彼女の趣味ゃどういう店に出入りしているのかもわかる。

プライバシー把握の第2弾、それは盗聴だ。手段は、盗聴器を相手の回線に仕掛け、受信機を付近にセットし て、電詰での会話を

ストーカーによっては、相手の ゴミを漁ることに執念を燃やす人もいるようだが、それはあくまで間接的な情報で、相手の性格だとか交友関係を把握する手段としては適当でない。

やはり相手の肉声聞いた方が人間性がわかりやすい

また、人に よっては不用心にプライバシー垂れ流しということもあり、 ゴミを漁るよりこちらの方が断然面白いのだ。

盗聴で録音したテープを再生してみたら、彼女が顔の割に声が悪く喋り方が悪かったということも十分ある。話題のレベルがあまりにお粗末なことだって珍しくない

しかし、オレはそれで幻滅したりはしない。そもそも人間は見かけによらないもの。

というか、清楚な感じの女が友人の悪口を吹聴していたりと、この化けの皮が剥がれ本性丸出しとなる瞬間こそがたまらなくステキなのだ。

ちなみに、こうして入手したプライバシーは、ノートに文として記録

プライバシー暴露はストーカーとしての愛 
何なら彼女のアパートのカギをピッキングで開けて室内に入り、 大切なものやら恥ずかしいものを持ち去ってやってもいいのだが、 それじゃ泥棒と同

オレはもっとネチネチしたアタックを試みる。

目を合わせる。わぎとぶつかる。

ひたすら後を付け回す。当然ながら彼女は露骨にイヤな顔を見せるがその表情がたまらない

一般の常識からすれば、異常ということになるのだろう。

しかし、それは他人から嫌がられる快感に目覚めてないだけのこと。少なくともオレは、他人から好かれるのと同様に嫌われることにも喜びを感じる。相手に自分を強烈に意識させてこえストーカーとしての存在意義があるのだ。

面白さの点からすれば、こうした瞬間的なリアクソョンばかりで なく、その後の反響を調べるのも実に楽しい。だいたい、一ニ度嫌がらせしてやれば友だちと相談したりするから、それを盗聴する
たとえば、そこで彼女が「恐かった」とか「変態じゃないかしら」

いれば、そ れはオレが私生活の話題になるぐらいまで相手の心に侵入できたといっ証拠に他ならない。まさにシビれるほどの快感なのである。

コツは立て続けにアタックする のではなく、適当な間を取ること

彼女の脳裏からオレの存在が消えかかったころに改めてアタッ タすると、互いにとって新鮮な衝撃が得りれる。 もっとも、こーつしたストーキングも何度か繰り返していると、さすがに飽きる。

となれば、もちろ ん次は別の女性に狙いを付けるまでが、その前に彼女に対しては最 後の仕上げを楽しませてもらう。 これまでに収集した彼女のプライバシー、それも他人には知られ たくないような部分を重点的に社会に垂れ流してやるのだ

本人は 怯えて絶望の淵に立たされるかも しれないが、可愛い女が嘆ぎ悲し む姿を見ることは、それこそ何物にも代え難い快感である。 鬼のような話だって?いや、 これは物事を中途半端で終わらせないという、ストーカーとしての愛なのだ