本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

同級生の女子高生に危険なものを売る裏アルバイトするサポ子

相変わらずの援交ブーム。

児童ポルノ処罰一法改正にも目立った効果はなく、小規模の出会い系サイトには今も相代少女からの売り込みメールが絶えない。

そんな状況下、渋谷や池袋といった定番スポットを中心に、新たな裏アルバイトが流行しつつある。妊娠や補導など、トラブルに見舞われた援交娘たちを相手に、不法中絶薬の販売や健康保険証の仲介を行う同年代の少女たち、通称、サポ子が増殖中なのだ。

一中出しブームで中絶薬が売り手市場に一

先日、ある人物の紹介で、18才の女子に会った。パッと見は、ロングの黒髪にブロックシャツを着た堅物少女。しかしその裏では、ここー年ほど、東京・渋谷のセンター街で、援交娘相手の裏バイトを続けているという。

「休日にセンター街をブラブラすれば、すぐに常連のコが集まってきますね。あ、自分で売りはやってないですよ」
彼女が援交女のサポートを始めたのは一昨年。校内でーつ上の先輩が声をかけてきたのがきっかけだった。

「『夏休みにバイトをしないか』って。その先輩もずっとやってたらしいんですけど、受験に専念するからって」

面白半分、首をタテに振ると、都内の個人輸入業者を紹介された。仕事は妊娠中絶薬の転売が主で、報酬は売り上げの3割。ー力月で80万以上を稼ぐサポ子も珍しくないという。

「なんか、最近、売りやってて子供できちゃうコが多いみたいで。中絶薬ってすこく売れるんですよ」

実際、ここ数年で女子高生の妊娠中絶は増加の一途を辿っている。厚労省の発表によれば、昨年度に堕胎手術を行った未成年者の数はおよそ5万人。そのうち2割が、援交時の避妊の失敗によるものらしい。背景には、援交相場の変化がある。気軽に体を売る女子高生があまりにも増えたとこで、買い手の興味が中学生へシフト。価格が2万円まで下がってしまったのだ。

そこで彼女たちが編み出した秘策が中出しオプションである。

〈今日は中OKでサポよろ〉

こんな売り文句で客を募り、いずれも予防策もナシに中で果てさせる。結果、中絶薬の売り手市場が生まれたわけだ。

「昔は、道玄坂の近くに親の承諾がなくても堕ろしてくれるお医者さんに頼んでたのね。でも、あれって7万ぐらいするから」

それでも援交娘にとっては、自由に遊ぶ金がなくなるよりマシなのだと、彼女は力説する。

卒業前に後輩を誘ってブローカーチームを

サポ子たちの商材は中絶薬だけではない。精神薬から性病用の抗生物質、時には違法ドラッグまで取り扱う。「だから、こんなマジメな格好してるんですよ。チャラい服着てたらすぐ捕まっちゃうから。よく、ニュースとかでギャル系のコがネタ売ってるなんて言いますよね。あんなのデタラメですから」
仕入れ元は、前出の輸入代行業者以外に、ドラッグの問屋から風俗関係の個人業者まで様々。仲介ブロ—力—は通さず、みな彼女たちへ直に卸しを行うという。
「当然ですよね。ウチラなら手数料を払わなくてもいいし、個人売買だから足もつきにくぃし」
現在のヒット商品は、偽造テレカとリタリン( アッパ—系向精神薬) の2点。前者は通信費の節約用、後者は、イヤな客に付いた際'自分の気持ちを盛り上げるために使われる。
「健康保険証の仲介も人気ありますよ。中絶薬じや間に合わなくなった時のために、知ってる風俗嬢さんから保険証を借りて。ウチラみたいな若いコが頼むと、結構簡単に貸してくれるんです。」

現役女子高生こそ、末端のブロー力—にふさわしいと繰り返す彼女。同世代の仲間を食い物にする罪悪感など、全くなさそぅだ。
「だって、みんなバカなんだもん。サポなんてやるより、こっちに入った方が全然儲か
るのに」
来春、彼女は高校を卒業する。その前に、仲の良い後輩を引き入れ、一大ブローカーチームを作っておくつもりだ。